大変遅くなりました
年度末、年度初めの忙しさで食育レポートが気になりつつ・・・
結局こんな時期になってしまいました。すみません
3月の旬の野菜は「ほうれん草、チンゲン菜」でした
青々としたその色は大人なら健康のためにも
食べなくちゃと口にできるのですが
子どもたちにとってはハードルが高いように見えます
汁物に入っている時は味の主張が少ないですし、
柔らかいので食べやすいようですね
和え物やサラダになると一緒にあえてある食材から
食べてほうれん草やチンゲン菜が上手に分けて残されています
そこで3月も給食の先生がなかなか本物は
子どもたちに見せてあげることができないので、
写真でほうれん草やチンゲン菜の花や
畑で育っている様子を写真で見せてくれたり、
入っているメニューを教えてくれました。
またほうれん草を食べると体のどこになるでしょう?
とクイズ形式でお話ししてくださいました。
子どもたちは「きんにく」ということばが
なぜか好きなので、クイズの答えを「きんにく」
という子が多かったのですが、答えが「ほね」と聞いて、
「え~?」とか「なんで?」と不思議がっていました。
給食の先生に「骨のもとになるカルシウムが入って強くなるんだよ」
と聞いて“なるほど”という表情をしていました
きく組さんへのお話の時でした。
給食先生が見せて下さったチンゲン菜の花を見て
担任が「ここにあります。これが本物のチンゲン菜の花です」
と窓際に飾っていた菜の花のような黄色の花を
子どもたちに見せてくれました。
こんな近くに・・・。
担任が子どもたちのために家から摘んで来ていた花が
タイムリーにチンゲン菜の花だったのです。
子どもたちはよく観察していました。
その様子をとてもうれしく思いました。
畑のそばでこの花を見た時、チンゲン菜の花だと思ってくれたなら
この旬の野菜の話は大成功です。
ご家庭でも野菜のお話して見て頂けるとうれしいです。
令和3年度はあかえこども園オリジナルの
旬の野菜を決めて子どもたちに紹介しました
少しでも子どもたちが興味や関心を持ってくれたならと
4年度も継続していきたいと考えています
食べることは命を繋いでいくことです
今は食べにくい食材も成長していく中で様々な経験を重ね、
いつか子どもたちが何でも食べて元気な体でいてくれる
それこそが喜びであり大きな願いです
そして併せて願うのは食べ物を
大切にしてほしいということです
このことはいま世界中で取り組んでいこうという動きになっている
SDGSにもつながっていくと思います。
みんなで一緒に考えていけるといいですね
どうか4年度のあかえこども園の食育活動にもご注目下さい。
よろしくお願いします