島根県安来市赤江町の幼稚園と保育園兼ねたこども園。0歳児から6歳児まで、地域に密着した幼保連携型認定のあかえこども園。

異年齢児保育

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互いに学びあい、育ちあい、「人と関わる力」をより育むために・・・

《異年齢保育》

「なぜ異年齢保育?」
安来市でも少子化を迎え、時代や社会の変化により年齢を超えた子ども同士のかかわりが減っています。そんな中で意図的に異年齢保育を通し、年齢が異なる友だちと交流できる機会を作ることによって、子どもたちが自分とは異なる存在を受け入れ、共に成長できることを期待して取り組んでいます。

○具体的なねらいとして・・・

相手を思いやる気持ちが育くまれます。年齢の異なる友だちと遊ぶ際、それが思うようにうまくいかない場合に教えたり、優しく接したりするようになることで、自ずとかかわりの中で子どもたちが思いやりの心をもつことにつながっていきます。
興味や関心の幅が広がります。年下の子は年上の子を見てあそび方やルールを覚えたり、新しいあそびに興味を示したりするようになります。また年上の子が身近な見本、お手本になることで行動を真似たり、見習おうとします。同じ空間で過ごすことで「自分もやってみよう」と刺激を受け、チャレンジする気持ちが生まれるようになります。
友だちの輪や居場所が広がります。一緒に遊ぶ友だちとのかかわりやそのかかわりによって園内での居場所が広がります。同年齢保育ではどうしても同年齢での友だちや遊ぶ場所も固定されがちです。異年齢保育ではさまざまな友だちやあそびにかかわれる環境があるので、子どもたちの居場所を広げることにつながります。

○異年齢保育の注意点として

・実際には年齢が1~2歳しか離れていないので危険が伴うこともあります。
・年上の子に合わせた環境構成や活動にすると年下の子が遊びに参加しにくくなります。
・年下の子に合わせた環境構成や活動にすると年上の子が待ちくたびれたり、物足りなく感じたりします。
こども園ではこのような注意点を踏まえた上で、一人ひとりの子どもたちの「やってみたい」という自主性を尊重し、安全を確保しながら、最新の注意を払って環境構成や活動内容を設定していきます。
一方で同一年齢の友だちとのかかわりも大切に考えています。子どもたちの姿や生活・あそびの実態に応じて昨年度のように異年齢交流と適切に組み合わせながら取り組んでいきます。

 

※保護者の方には何かお子さまのことについて気になられることがありましたら、年齢の担任でもチームの担当でもいいですので、遠慮なくご相談ください。共に考える姿は、子どもたちにとって心強く感じられることでしょう。また一年一年の子どもたち同士のつながりにより、自分がしてもらったことを、他の誰かにしてあげる思いやりが次の年へと繋がり、子どもたち同士の関係がより深まっていくことを願っています。

ゆっくり育てよう楽しい子育て TEL 0854-28-8634 開園時間:7:00~19:00

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