今年度も、子ども達にその季節の旬野菜を紹介していきたいと
思っています
旬とはその野菜をおいしく食べられる時期のことを指します
旬の時期には、
味がおいしくなる(匂い、柔らかさ、みずみずしさ、甘さなど)だけでなく、
含まれる大切な栄養素の量もぐっと増えると言われています。
また、園庭にある小さな畑やプランターなどに子どもたちと
話し合って植えた苗や種などを一緒に栽培し、
野菜をより身近に感じて興味や関心が広がっていくといいなと思っています。
子ども達のつぶやきや発見、驚きなどお届けしていきます。
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早速ですが、4月の旬の野菜は「キャベツ」
T:「キャベツはこんなにはっぱがたくさんついているんだよ」と、
本物のキャベツを手に栄養士がみんなの近くで話をします。
匂いを嗅いだり、触ったり、丸ごとひと玉をもってみたり・・・
子ども達からは・・・
「重いけど、片手でも持てるぞ」
「葉っぱの匂いがする・・・」
と、こどもたちのつぶやきが聞こえます。
「あおむしが好きなにおいかな・・」
「(芽キャベツを指差し)小さいキャベツが木にいっぱいついてる」
「この紫は、たまねぎにもある」
子ども達の知っていることを教えてくれます
重さも計ってみます
「これが(針)こんなに動く これ重いのかな・・・?」
比べるものがないとわからないよね・・
今回のキャベツは約1.3キロありました。秤にしるしをつけ
て来月の野菜と比べてみるのも面白いかもしれません
給食の時間も覗いてみました。
「これがキャベツだ」と小さく切ってある
キャベツもすぐにわかります。さっきの話の
影響なのかいつもよりサラダを食べている
ように見えます。
こうして一つの野菜をピックアップして
子どもたちに紹介することで、
その野菜の存在を知ったりそこから連想して話が膨らんだり、
何気なく口にするのではなく
野菜の探し当てをするなどキャベツに興味や関心が少しでも持てたかなと
感じています。
5月の旬の野菜は、「豆類」です。
園庭のプランターの中にもソラマメや
スナップエンドウが植わっていて楽しみにしているのですが、
そんなソラマメの花(実がなるところに)にアブラムシが・・・
どうなってしまうのか、
子ども達に相談しながら様子を見ていこうと思っています