今年度も、子ども達にその季節の旬野菜を紹介していきたいと思っています。旬とはその野菜をおいしく食べられる時期のことを指します。 旬の時期には、味がおいしくなる(匂い、柔らかさ、みずみずしさ、甘さなど)だけでなく、含まれる大切な栄養素の量もぐっと増えると言われています。また、園庭にある小さな畑やプランターなどに子どもたちと話し合って植えた苗や種などを一緒に栽培し、より身近に感じて興味や関心が広がっていけるといいなと思っています。
子ども達のつぶやきや発見、驚きなどお届けしていきます。
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5月の旬の野菜は、「豆類」でした。
一口に豆類といってもたくさんの種類がありますね。
子ども達の好きなお豆は何かな?
こども園のプランターにも絹さや、ソラマメなどを栽培、収穫した
り豆を題材にした、絵本などもあるので
子ども達から見たら身近な野菜なのかもしれません。
手にするとすぐに匂いたくなりますよね。
一人がにおい始めると周りのお友だちも
刺激を受けます。「まめの匂いがする!」
思わず鼻をつまみます。
「う~ん・・・大根の匂いがする」なんて答えてくれる子もいて
大根の匂いを覚えているというのもすごいなぁと思います
去年同様、旬の野菜を知らせていく中で、今年は更に、
計りを用意して重さ比べも取り入れています。
キャベツを図る時は大きな計りでしたが、豆は軽いので
グラム計りで計量しました。メモリは動くので子ども達は
数字が動くことに興味をもってくれたものの・・・
・・・重いのか軽いのこれでは子ども達には伝わりません。
大人の感覚で先回りをして前回の大きな計りとは違うものを出してきてしまいました。
でも、これで見ても違いが分からないよね・・・と、反省。
まずは、前回同様に大きな計りにのせてみて、
メモリが動くかどうか子どもたちの反応を見れば良かった。。。
その時の子ども達から出た言葉や感じた気持からつなげていくことが、
より子ども達の気持ちに残ったのにと改めて
感じた瞬間でした。
いろいろなことを子ども達の姿から気づかせてもらいながら進めています
食事もいつも「おいしい~」と言って沢山食べてほしいというのが理想ですが
現実にはなかなかうまく進まないですよね。
以前,さや絹さやが出た時に一人の男の子に、
「このお豆食べれる?」と聞いたところ
「うん!これ好きだよ」と即座に返答。
苦手な子も多い中“食べれる”と気持ちよく答えてくれる男の子に感心しました
たまたま同じテーブルで食事をすると、
机の上にきれいに並べてある豆のさやを発見
絹さやの小さな豆だけを上手に食べていました
そんな男の子の純粋な気持ちが可愛くて、
保育者も思わず納得してしまいました
お家ではどんなふうに子ども達はお豆を食べていますか?
また、エピソードなどがありましたら
教えてくださいね
来月の旬の野菜は「じゃがいも」です。🥔