「ちょうちょ!」

朝園庭で遊んでいる時。

4歳児の男の子が

「せんせ~○○ちゃんと○○ちゃんがチョウチョを

ハサミの手で(チョキの手)取ろうとしてるよ!

チョウチョを取る時は、たも(虫取り)かパァーの手で

取らんといけんよね~」と興奮しながら言いに来ました。

保育者もチョキの手という意味が分からず、チョウチョを追って

いる子ども達の方に目を向けると・・・

お花にとまった白いチョウチョをそーっとチョキの手

挟んで捕まえようとしていました。

「・・・なんでチョキの手なの?ぱぁーの手で捕まえた方が

捕まえやすいんじゃないの?」と聞いてみると

5歳児の女の子が

「だって、人の手の油がチョウチョにつくと飛べなくなるんだよ!

「へーなるほど!そうだね~ 知らなかった

でもなかなか捕まえられないから、お花を摘んで

持ってたらチョウチョが来るかも!」

と友だちといろいろ話をしながら楽しんでいました。

後で、どうしてそんな話を知っているの?と尋ねてみると

同じ5歳児の男の子から教えてもらったんだと言っていました。

ホント、目からうろこ!の話で子ども達同士の会話の広がりに

感動しました

その話に感動している横から3歳児の男の子がそっと

「せんせ~ 虫に困ったらこの本を見るといいよ~

と小さな昆虫図鑑を見せてくれました。